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PS52026-04-13

PS5のSSD増設、Gen5は無駄。体感速度と実売価格で選ぶ現実的な選び方

PS5のSSD増設を調べると「Gen5が最速!」という記事が山ほど出てくる。 が、PS5でGen5を使っても性能は出ない。認識しないケースまである。 ここでは余計な失敗をしないための整理だけをする。

この記事の結論
PS5に使えるSSDはPCIe Gen4のみ。Gen5は認識しない・動作不安定なケースが報告されている
ヒートシンクは必須ではないが、PS5内部は高温になりやすいため付き推奨
1TB追加で本体と合わせて約1.8TB。大作ゲーム15〜18本分の余裕ができる
「PlayStation推奨」ロゴ付きのFireCuda 530かSN850Xを選べば間違いない

PS5のM.2スロット:制約を先に把握する

PS5のM.2スロットは1基だけ。フォームファクターは2280対応で、インターフェースはPCIe Gen4が推奨されている。 増設自体は難しくないが、スロットの仕様を無視した選択が後悔につながる。

規格PS5での動作備考
PCIe Gen5× 非対応認識しない・動作不安定の報告あり
PCIe Gen4○ 推奨PS5の公式推奨規格。速度を引き出せる
PCIe Gen3△ 動作するが…認識はするが速度低下・非認識ケースあり
SATA× 不可そもそも接続できない

※ Gen3は「動く場合もある」という情報が出回っているが、わざわざ選ぶ理由はない。Gen4一択でいい。

Gen5は本当に無駄なのか

スペック表だけ見れば確かにGen5は速い。読込12,000〜14,000MB/sという数字が並ぶ。 ただし、PS5のSSDスループット上限は約5,500MB/s——Gen4の性能とほぼ一致する上限だ。 Gen5を挿しても余剰分は丸ごと捨てることになる。

PS5のスループット上限
5,500MB/s
Gen4相当が最大
Gen5の実力
12,000〜14,000MB/s
PS5では出し切れない

ゲームのロード時間で言えば、Gen4とGen5の差は体感で数秒以下。 それでいてGen5は同容量のGen4の2倍前後の価格になる場合が多い。 PCとPS5の両方で使い回す予定があるなら話は別だが、PS5専用で買うならGen5に金を出す意味はない。

加えて現時点ではGen5がPS5に認識されないケースが複数報告されている。コスパの問題以前に、動作保証がそもそも怪しい。

ヒートシンクは必要か

PS5本体の筐体内部は排熱が厳しい。ゲーム中はSSDが高温になりやすく、ソニー自身も公式でヒートシンクの使用を推奨している。 PS5の筐体にはヒートシンク用のスペースが確保されており、構造的にも「付けることを想定している」設計だ。

ヒートシンク無しのモデルを買って後から社外品を取り付けることもできる。 ただし、最初からヒートシンク付きのモデルを選んだ方が手間がなく、厚さ制限(目安8mm以下)を気にする必要もない。 迷うくらいなら最初からヒートシンク付きを買うのが正直楽だ。

容量はどう選ぶか

大作タイトル1本あたり約100GBを目安に計算するとわかりやすい。 PS5の本体ストレージは約825GBだが、実際に使える領域は約667GB。 1TBのSSDを増設すると合計で約1.8TBになる。

容量本体と合計大作本数目安判定
500GB約1.3TB12本前後最低ライン
1TB約1.8TB15〜18本現実的な選択
2TB約2.8TB25本以上積みゲー派向け

積みゲーをしない普通のプレイスタイルなら1TBで十分だ。 クリアしたものから順番に消せば1.8TBは相当持つ。 2TBを選ぶのは「消したくないゲームが多い」か「PS5のストレージを気にしたくない」という人向けだ。

現時点のおすすめ

「PlayStation推奨」ロゴを取得しているSSDは動作保証がある意味では安心だ。 FireCuda 530とSN850Xはどちらもロゴ取得済みで、実売価格も手頃な方に入る。迷ったらこの2択でいい。

PS5公式ライセンス・最安
Seagate FireCuda 530 1TB ヒートシンク付

PlayStation公式ライセンス品。動作保証あり。迷ったらこれ。

¥15,000前後
PS5公式推奨
WD Black SN850X 1TB ヒートシンク付

PlayStation推奨ロゴ取得済み。WD製で信頼性も高い。

¥16,980前後
2TB・コスパ重視
Crucial T500 2TB

Gen4の実力派。2TBで積みゲーしたい人向け。ヒートシンクは別途必要。

¥21,000前後
国内メーカー
KIOXIA EXCERIA PLUS G3 1TB

国産NANDのKioxia製。国内サポート重視なら。

¥24,000前後
高性能・高価格
Samsung 990 PRO 1TB ヒートシンク付

Gen4最高峰だが価格も最高峰。コスパ面ではFireCuda 530の方が優れる。

¥51,000前後

※ 価格は変動します。購入前に下のトラッカーで最新の実売価格を確認してください。

手を出してはいけない製品

検索上位に出てくる高性能SSDの中に、PS5では使い物にならないものが混ざっている。 特にGen5は「スペックが高いから大丈夫だろう」と購入して後悔するケースが出ている。

規格代表製品PS5での問題
Gen5WD SN8100、Crucial T705動作保証なし。PCにだけ使え
Gen3WD SN580、Crucial P3 Plus動作するが速度が足を引っ張る。わざわざ買う理由なし

Gen5はPC用途では正当な選択肢だ。ただしPS5専用で買うなら間違いなく無駄になる。 Gen3は「安いから」という理由で選びたくなるが、PS5のロード速度という体験を落としてまで節約する意味はない。

実売価格を確認してから買う

FireCuda 530とSN850Xが今いくらか、実売最安はトラッカーで確認してほしい。 SSDの価格は数週間で数千円動く。定価で買わず、底値に近いタイミングを掴んでほしい。

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SSD 実売最安値一覧(Yahoo! + 楽天)
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